創業者 安藤喜久道
土曜市
さんぷくのつけそば
お陰様で昭和36年の創業以来、半世紀に渡ってお客様に支えて頂いてまいりました。
「さんぷく」が長期に渡りお客様にご愛顧を賜る事ができたのも昭和40年代前半に誕生した、“つけそば”があったからだと思っております。当時中華の冷麺といえば、冷し中華が主流でありました。
創業者の安藤喜久道は、「もりそばのように夏向けの食べやすい中華麺がないか...?」と“つけそば”の商品開発に取り組みました。以来、温かい中華スープと腰のある冷たい麺を美味しく食べるにはどうしたらよいか?という疑問を常に抱き、スープの開発から麺や具材に至るまでの開発に5年間という期間を費やしました。そして、従業員のまかない料理として食したのが“つけそば”の始まりであり、昭和45年三福浅草街店にて、広東料理が主であった事もあり「広東珍麺 つけそば」として販売を開始する事となりました。この“つけそば”という商品名も、日本生れの中華料理という事と、もりそばのイメージからつけ麺ではなく“つけそば”と名付ける事になりました。
現在では、お客様より「つけそばのさんぷく」と言われるまでになりご来店されるお客様の半分以上がつけそばをご注文されております。また、毎月1回第2土曜日に行われるワゴンセールでは、500食のお持ち帰り用つけそばが数時間で完売する等、多くのお客様に御支持をいただいております。